KATAZINO’s blog

日出づる国の未来を切り拓くすべての人たちへ

蛤御門と鷹司邸跡 Hamaguri Gomon and Takatsukasa residence ruins

【蛤御門】

維新前夜、この門を巡って、長州藩薩摩藩が激突した。(禁門の変

攻めるは長州藩、守る薩摩藩会津桑名藩

 

 

f:id:KATAZINO:20200712030757j:plain

蛤御門

長州藩では木戸孝允久坂玄瑞、来島又兵衛、寺島忠三郎らがここで戦った。

 

一方、薩摩藩の指揮官は西郷隆盛だった。

 

最初は長州藩が優勢だったが、薩摩藩が援軍に駆けつけると、あっと言う間に蹴散らされてしまった。おそらくは装備の違いが大きかったのだろう。薩摩藩は最新式の火器を実戦投入していたという。

 

f:id:KATAZINO:20200712031437j:plain

 

この戦いのわずか数年後、この二藩が同盟を結び、

江戸幕府が突然、大政を奉還し、

明治新政府が樹立し、

木戸と西郷が維新三傑と呼ばれるようになるなど、

誰が予想していただろうか!?

 

f:id:KATAZINO:20200712031505j:plain

 

 

 

また、この禁門の変のとき、長州藩久坂玄瑞はこの鷹司邸で自害した。

 

今となってはそんな強者の夢のあとなんて、微塵も感じないほど平和な松林があるだけだ。

 

もし久坂が生きていたなら「村塾の双璧」「松門の四天王」と言われた俊傑はどんな活躍をしただろう・・・。

 

f:id:KATAZINO:20200712031543j:plain

鷹司邸あと