KATAZINO’s blog

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伊勢神宮参拝 26という数字に導かれて Visiting Ise Jingu, guided by the number 26

 

先月、建国記念日の前日に、伊勢神宮に行って参りました。

印象深い出来事があったので忘れないうちにメモしときます。

 

午前9時頃、車で名古屋市内を出発、伊勢市に近づいてくると20㎞くらい渋滞&伊勢西インターは大型車と許可車両のみ通行可、と言う情報が案内板に。

 

これは時間がなくなるかも!?と思っていたら、伊勢西インターの次の伊勢インターで、幸運にもすんなり降りることができたので外宮に向かう。途中、少し混んではいたけど昼過ぎに到着。

 

御垣内参拝をさせていただき、内宮へ。

 

ところが、外宮~内宮間の道路は大渋滞で歩いたほうが早いくらい。

正月でもGWでもないから大丈夫だろう、と考えていたんだけど甘かったようです。

 

駐車場もすべて満車表示。どうしようか?と悩んでるうちに、川を越え、競技場前の信号も越え、トンネルに入ってしまった。トンネルの中の反対車線も大渋滞で、たまりかねて車のドアを開けて降りようとしていた60代くらいの男性もいたほどだ。

 

そのまま32号線を志摩磯部方面に向かうも、いま引き返してもあの大渋滞では到底間に合わない・・・、今日の内宮参拝は、もう難しい・・・と気持ちは半分諦めていた。

 

そんな絶望的な気持ちのまま、そのまましばらく走り続けた。

 

その時フト、ずっと前を走っていた車のナンバーが目に入った。

 

26-26 !!

 

26がふたつ!

 

これは間に合う・・・かもしれない!?

直観的にそう感じた。

 

なぜなら、26とは、ゲマトリアゲマトリア (גימטריה) はヘブライ語およびヘブライ文字数秘術であり、聖書の言葉に隠された意味を読み解く神秘主義思想カバラの一部をなす)では、ヤーヴェの神を表す数字だったからだ。

 

伊勢の神とヤーヴェの神!? 関係ないんでは?という人も多いでしょう。

解説すると長くなるので、こちらの方のブログが参考になります。

八咫鏡にヘブル文字?

 

そう、つまり、26とは伊勢の神を意味するナンバーだということ。

 

この【26-26】というナンバープレートを見た時、99%諦めていた心に希望の火が灯った。

 

この車についていけ! 引き返すな! 前進せよ!

 

という意味だと感じた。

 

そうなると引き返す選択肢はなくなった。

でも直進するとしても2コースある。

 

鳥羽方面から迂回して戻る道と、

 

伊勢神宮の奥の山々を越える峠道、いちおう12号線と地図には書いてあるから通れるはず、

 

のふたつだ。

 

鳥羽方面から戻っても、結局大渋滞につかまって、間に合う可能性は低い。

 

であれば、選択肢はひとつ!

 

県道12号線、通称『剣峠』を進むのみ!と決断。

 

途中にコンビニがあったのでちょっと買い物をして休憩したが、このときまで、まだ不安のほうが大きかったけど、『えーい、ままよ』という、すべて伊勢の神にお任せするしかない、という気持ちになっていた。

 

また走りだして海岸近くの道(これを書いてるとき、この道は260号線だということに気づく)を走っていたら、前方上空に彩雲がでていた。

 

この時点で16時は回っていたのだけど、この彩雲は瑞祥!!と受け取り、

時間内に内宮にたどり着けるに違いない、という根拠のない自信が湧いてきた。

 

 

県道12号線は、、、かなりハードな道でした。ただし途中ですれ違った車はたったの2台だけでした。

 

詳しくは、マルデンさんのブログ『日々のさまよい』がすごく参考になります。

南勢の五ヶ所と伊勢を結んだ剣峠〜2016冬至伊勢行(4) | 日々のさまよい

 

結論を言うと、運転に自信の無い人は通らないほうがいいと思います。ガードレールもなく、道のすぐ横は断崖という箇所も多く、ハンドル操作を一瞬でも誤れば谷底にまっさかさまです。日が暮れてからなど暗い時もやめたほうがいいです。もし通るなら軽自動車か小型車がいいです。離合ができない箇所がほとんどです。

 

ただ自然は素晴らしい。特に剣峠の向こう側の伊勢神宮の神域のほうは、植林の樹木など一切なく、森は明るく、陽光が斜面にまで差し込み、よそでは見たことのないような、でもこれが日本本来の自然なんだ、ということにハッと気づかされ、緑と光のコントラストと植生の美しさには感動せずにはいられません。

 

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剣峠

そして、最高地点の剣峠、ここがまたなんとも言えないほど強烈な印象の場所でした。

峠には自然にできたとは思えないような、両側に巨石が切り立っていて、まるで伊勢の神域に侵入する、すべてのまがまがしきものを遮断しているような、なにかしら結界のようなものがあるような感じです。明らかに、この峠の向こう側とこちら側では空気が違う。人工的に道を作ったのか、自然にこうなったのかは謎でしたが。

 

伊勢志摩側の少し広くなってる場所には、石造の案内板や野口雨情の石碑があります。

 

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そういうわけで、無事、17時10分すぎに内宮、宇治橋鳥居前の駐車場にたどり着き、すんなり車も停められた。18時が閉門だったようで、間に合って本当に良かった。

 

さすがに御垣内参拝はもう締め切っているだろう、17時過ぎてるし・・・と半ば諦めつつ、速足で進んでいくと、17時30分ぐらいだったのですが、神職さんが快く受け入れていただき、ものすごく感激でした。

 

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一度はあきらめたものの、伊勢の神に導かれ、ほとんどだれも通らない裏山の峠を越えて、たどり着くことができたように思えてなりません。

 

しかし、これも26という数字の持つ意味を知らなかったら、あきらめて帰ってしまっていたでしょう。

 

そういう意味では、身の回りに現れる数字はすべてメッセージなんだ、とあらためて思い知らされました。

 

気づかない場合が多いので、現れる数字はもちろん、インスピレーションやシンクロニシティにももっと耳を澄ましていこう、と実感した次第でした。

 

 

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